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だくろう
ふりがな文庫
“だくろう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
濁浪
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
濁浪
(逆引き)
近き流を見るに、
濁浪
(
だくろう
)
岸を打ちて、堤を破りたるところ少からず。されど稲は皆
恙
(
つつが
)
なし。夜軽井沢の油屋にやどる。
みちの記
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
乾坤漠々
(
けんこんばくばく
)
、唯墨を流したらんようなる闇の中に、とうとうたる
濁浪
(
だくろう
)
天を
摩
(
ま
)
して、人も、獣も、家も、樹も、有情非情の差別なく、世界の
所有物
(
あらゆるもの
)
はことごとく水に漂いて、叫喚地獄の
大苦患
(
だいくげん
)
もかくや
片男波
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
だくろう(濁浪)の例文をもっと
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