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濁浪
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だくろう
ふりがな文庫
“
濁浪
(
だくろう
)” の例文
近き流を見るに、
濁浪
(
だくろう
)
岸を打ちて、堤を破りたるところ少からず。されど稲は皆
恙
(
つつが
)
なし。夜軽井沢の油屋にやどる。
みちの記
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
乾坤漠々
(
けんこんばくばく
)
、唯墨を流したらんようなる闇の中に、とうとうたる
濁浪
(
だくろう
)
天を
摩
(
ま
)
して、人も、獣も、家も、樹も、有情非情の差別なく、世界の
所有物
(
あらゆるもの
)
はことごとく水に漂いて、叫喚地獄の
大苦患
(
だいくげん
)
もかくや
片男波
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
“濁浪”の意味
《名詞》
濁浪(だくろう)
濁った波。
(出典:Wiktionary)
濁
常用漢字
中学
部首:⽔
16画
浪
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
“濁”で始まる語句
濁
濁酒
濁声
濁水
濁世
濁流
濁聲
濁麦酒
濁江
濁穢