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たねん
ふりがな文庫
“たねん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
多年
91.7%
他念
8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多年
(逆引き)
そう
言
(
い
)
われるお
爺
(
じい
)
さんのお
顔
(
かお
)
には、
多年
(
たねん
)
手
(
て
)
がけた
教
(
おし
)
え
児
(
ご
)
の
身
(
み
)
の
振
(
ふ
)
り
方
(
かた
)
のついたのを
心
(
こころ
)
から
歓
(
よろこ
)
ぶと
言
(
い
)
った、
慈愛
(
じあい
)
と
安心
(
あんしん
)
の
色
(
いろ
)
が
湛
(
ただよ
)
って
居
(
お
)
りました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
宗助
(
そうすけ
)
と
一所
(
いつしよ
)
になつて
以來
(
いらい
)
、
御米
(
およね
)
の
毎日
(
まいにち
)
膳
(
ぜん
)
を
共
(
とも
)
にしたものは、
夫
(
をつと
)
より
外
(
ほか
)
になかつた。
夫
(
をつと
)
の
留守
(
るす
)
の
時
(
とき
)
は、たゞ
獨
(
ひと
)
り
箸
(
はし
)
を
執
(
と
)
るのが
多年
(
たねん
)
の
習慣
(
ならはし
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
たねん(多年)の例文をもっと
(11作品)
見る
他念
(逆引き)
そしていかなる苦しみをなめても、呂宋兵衛をうちとり、小角の
霊
(
れい
)
をなぐさめなければならぬと、毎日
広野
(
こうや
)
へでて、
武技
(
ぶぎ
)
をねり、陣法の
工夫
(
くふう
)
に
他念
(
たねん
)
がなかった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「やつめ、あんなところで、なにをしているのだろう? ……おおあのおそろしい顔はどうだ。あの
他念
(
たねん
)
のない
形相
(
ぎょうそう
)
をする時は、いつも、呂宋兵衛がとくいの
南蛮流
(
なんばんりゅう
)
の
幻術
(
げんじゅつ
)
をやるときだ」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
たねん(他念)の例文をもっと
(1作品)
見る
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