“すうねん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
數年50.0%
数年50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戰爭せんさうむと翌年よくねんからふたゝ輸入超過ゆにふてうくわへん經濟界けいざいかい状勢じやうせいは一ぺんしたるにかゝはらず戰後せんご數年すうねん今日こんにちおいてもさら改善かいぜん曙光しよくくわうみとむることをざる状態じやうたいにある。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
その數年すうねんて、皇后日葉酢媛命こうごうひはすひめのみこと御崩御ごほうぎよになりましたときに、野見宿禰のみのすくねといふものがありまして、天皇てんのう今後こんごつちでもつて人間にんげんぞうつくり、それを人間にんげんかはりにうづめましたならば
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
こういって、小太郎山こたろうざんをすてたのである。いや、数年すうねんのあいだ、かりに敵手てきしゅへあずけてわかる心であった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
数年すうねんのちに、和尚おしょうさまもいぬも、ついにこのってしまいました。
犬と人と花 (新字新仮名) / 小川未明(著)