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しよぢよさく
ふりがな文庫
“しよぢよさく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
処女作
66.7%
處女作
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
処女作
(逆引き)
彼
(
かれ
)
の
処女作
(
しよぢよさく
)
が
市場
(
しぢやう
)
に
出
(
で
)
たとき、まだ
年
(
とし
)
の
少
(
すくな
)
いこの
天才
(
てんさい
)
の
出現
(
しゆつげん
)
に
驚
(
おどろ
)
かされて、
集
(
あつ
)
まつて
来
(
き
)
た
多
(
おほ
)
くの
青年
(
せいねん
)
も、そろ/\
彼
(
かれ
)
の
実質
(
じつしつ
)
が
疑
(
うたが
)
はれて
来
(
き
)
たやうに、
二人
(
ふたり
)
去
(
さ
)
り三
人
(
にん
)
離
(
はな
)
れして
彼女の周囲
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
庭
(
には
)
に
古池
(
ふるいけ
)
が
在
(
あ
)
つて、
其
(
その
)
畔
(
ほとり
)
に
大
(
おほ
)
きな
秋田蕗
(
あきたふき
)
が
茂
(
しげ
)
つて
居
(
ゐ
)
たので、
皆
(
みな
)
が
無理
(
むり
)
に
蕗
(
ふき
)
の
本宗匠
(
もとそうせう
)
にして
了
(
しま
)
つたのです、
前名
(
ぜんめう
)
は
柳園
(
りうゑん
)
と
云
(
い
)
つて、
中央新聞
(
ちうわうしんぶん
)
が
創立
(
そうりつ
)
の
頃
(
ころ
)
に
処女作
(
しよぢよさく
)
を出した事が有る
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
しよぢよさく(処女作)の例文をもっと
(2作品)
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處女作
(逆引き)
あれほど希望に全身を
刺戟
(
しげき
)
されてゐた
處女作
(
しよぢよさく
)
はとうとう一枚も書き上らないままに、
苫小牧
(
とまこまい
)
滯在
(
たいざい
)
の一月ほどは空しく過ぎてしまつた。
処女作の思い出
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
それは
處女作
(
しよぢよさく
)
と
云
(
い
)
ふにも
恥
(
はづか
)
しいやうな小さな作品ではあつたが、二十日近くのひた向きな苦心努力にすつかり疲れきつてゐた私は、その
刹那
(
せつな
)
処女作の思い出
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
そして、そこへ近づくその刻一刻には
處女作
(
しよぢよさく
)
を書き上げ得られなかつた寂しさ悲しさも、すつかり忘れてゐたのであつた。
処女作の思い出
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
しよぢよさく(處女作)の例文をもっと
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