“しやうてん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
商店33.3%
聖天33.3%
生天16.7%
賞典16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
九時頃くじごろだが、商店しやうてんまち左右さいうきやくつのに、人通ひとどほりは見掛みかけない。しづかほそまちを、四五間しごけんほどまへつて、小兒こどもかとおもちひさな按摩あんまどのが一人ひとりふえきながら後形うしろむきくのである。
城崎を憶ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
時に遅るな、祈を上げよ。おおらつしよ、おおらつしよ。さんたまりや。死後生天しやうてん波羅葦増雲善主麿。
南蛮寺門前 (新字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
〔評〕南洲、顯職けんしよくに居り勳功くんこうふと雖、身極めて質素しつそなり。朝廷たまふ所の賞典しやうてん二千石は、こと/″\く私學校のつ。貧困ひんこんなる者あれば、のうかたぶけて之をすくふ。