“しゃこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鷓鴣33.3%
蝦蛄20.0%
這個16.7%
硨磲10.0%
車渠6.7%
這箇6.7%
蝦姑3.3%
𤥭琥3.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分が鷓鴣しゃこに出あった場所を教えたり、ジョゼフ・ルダンテューの猟場に兎が一匹もいなかったことに驚いてみせたりした。
初雪 (新字新仮名) / ギ・ド・モーパッサン(著)
牧場の真ん中で、鷓鴣しゃこが三羽起ち上がる。綺麗きれいに刈られた牧場の草は、もう彼女らの姿を隠さない。
博物誌 (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
「もう少し複雑な味をした半熟卵があったら旨かろうな。中にかにえび蝦蛄しゃこなんかが入っていたらさぞ旨かろうな」。
湾の南方を、町から当面とうめん出島でしまをかけて、蝦蛄しゃこう様にずらり足杭あしくいを見せた桟橋さんばしが見ものだ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
思うに這個しゃこの消息は、私がここに今さららしく書きつづるまでもなく、早くより警眼けいがんなる社会観察者の看取し得たるところである。
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)
「あるどころか、彼らの暗中飛躍こそ怖るべきで——」と竹屋三位が、這個しゃこの消息通をもって任じながら、
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
七宝は、金・銀・瑠璃るり硨磲しゃこ碼碯めのう珊瑚さんご琥珀こはくまたは、金・銀・琉璃るり頗棃はり車渠しゃこ・瑪瑙・金剛こんごうである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
金銀、硨磲しゃこ瑪瑙めのう琉璃るり閻浮檀金えんぶだごん、の属を挙げて、ことごとく退屈のひとみを見張らして、疲れたる頭を我破がばね起させるために光るのである。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
七宝は、金・銀・瑠璃るり硨磲しゃこ碼碯めのう珊瑚さんご琥珀こはくまたは、金・銀・琉璃るり頗棃はり車渠しゃこ・瑪瑙・金剛こんごうである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
鏡の壁の前にボッティチェリの「ヴィナスの誕生」La Nascita di Venere の絵、ヴィナスが乗っているあの大車渠しゃこ貝とそっくりなものが置かれてあった。
仏教ではまた「這箇しゃこ」ということをいうが、これは即ち自己のエスプリを把握せよということである。
画室の言葉 (新字新仮名) / 藤島武二(著)
欧州の天地、即今戦報のもたらす以外、別に這箇しゃこの大戦争あるを看過されずんば、洪図こうとを固むるは諸卿しょけいわざ、この物語の著者のごときはすなわち筆硯ひっけんを焼き、退いて書癡しょちに安んずるを得ん。
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)
蝦姑しゃこにするたあ洒落しゃらくせえ!」
明るい海浜 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
「何にしろ、蝦姑しゃこだろうね」
明るい海浜 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
なおインド、カシミール及びネパールの方から穀類、乾葡萄ほしぶどう、乾桃、乾棗ほしなつめ及び薬種その他宝石類では金剛石こんごうせき瑠璃るり𤥭琥しゃこ瑪瑙めのう琥珀こはく類であるが、なかんずくその大部分を占めて居るものは珊瑚珠さんごじゅというもとどりを飾る宝石である。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)