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しばたた
ふりがな文庫
“しばたた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
瞬
61.9%
繁叩
19.0%
屡瞬
4.8%
連𥉌
4.8%
屡叩
4.8%
数瞬
4.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瞬
(逆引き)
『
真箇
(
ほんと
)
に何時も/\先生に許り御迷惑をかけて。』と言つて、
潤
(
うる
)
みを
有
(
も
)
つた大きい眼を気毒相に
瞬
(
しばたた
)
く。左の手にはまだ封も切らぬ手紙を持つてゐた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
しばたた(瞬)の例文をもっと
(13作品)
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繁叩
(逆引き)
聞くより、わッと泣き出すかと思いのほか、藤十郎は、眼を
繁叩
(
しばたた
)
きながら、頷いて
平賀源内捕物帳:長崎ものがたり
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
しばたた(繁叩)の例文をもっと
(4作品)
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屡瞬
(逆引き)
疳癪の強そうな縁の
爛
(
ただ
)
れ気味な赤い目をぱちぱち
屡瞬
(
しばたた
)
きながら、獣の皮のように
硬張
(
こわば
)
った手で時々目
脂
(
やに
)
を拭いて、茶の間の端に坐っていた。
躯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
爺さんはそこまで話して来ると、目を
屡瞬
(
しばたた
)
いて、泣
面
(
づら
)
をかきそうな顔を、じっと押
堪
(
こら
)
えているらしく、皺の多い筋肉が、微かに動いていた。
躯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
しばたた(屡瞬)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
連𥉌
(逆引き)
手水場
(
てうづば
)
を
出来
(
いでき
)
し貫一は
腫眶
(
はれまぶた
)
の赤きを
連𥉌
(
しばたた
)
きつつ、羽織の
紐
(
ひも
)
を結びも
敢
(
あ
)
へず、つと客間の
紙門
(
ふすま
)
を
排
(
ひら
)
けば、荒尾は居らず、かの荒尾譲介は居らで、
美
(
うつくし
)
う
装
(
よそほ
)
へる婦人の
独
(
ひと
)
り
羞含
(
はぢがまし
)
う控へたる。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
女は
咽
(
むせ
)
びて
其処
(
そこ
)
に泣伏しぬ。狭山は涙を
連𥉌
(
しばたた
)
きて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
しばたた(連𥉌)の例文をもっと
(1作品)
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屡叩
(逆引き)
すると葛岡は、もう臆病な眼の
屡叩
(
しばたた
)
かせ方で、正直にも、これは偽りですと言わんばかりの表情をしたのち
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
しばたた(屡叩)の例文をもっと
(1作品)
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数瞬
(逆引き)
「阿父さんも皆お前の傍にいるよ。新造、寂しいか?」と新五郎は老眼を
数瞬
(
しばたた
)
きながらいざり寄る。
深川女房
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
しばたた(数瞬)の例文をもっと
(1作品)
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