“しばだた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
80.0%
数叩20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それではどうもお位牌に対しても済まぬから、おれ始終しょっちゅう其が苦になっての……と眼をしばだたかれた時には、私も妙な心持がした。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
つか/\と行懸ゆきかけた與吉よきちは、これをくと、あまり自分じぶん素氣そつけなかつたのにがついたか、小戻こもどりして眞顏まがほで、ひとしばだたいて
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
横を向いて仕舞いましたが、それでも気にかゝりますので、またちょい/\と花里の泣伏す姿を見て、目を数叩しばだたいておりましたが、左様そう何時までも黙っていたとて際限がないと