“したしみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
44.4%
親密33.3%
親味22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
婦人若し智なくして是を信じては必ずうらみ出来易し。元来もとより夫の家は皆他人なれば、うらみそむき恩愛を捨る事易し。かまえて下女のことばを信じて大切なるしゅうとしゅうとめ姨のしたしみうすくすべからず。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
すると紳士も舌を出して親密したしみの礼を返えしたが、やがて流暢な西蔵語で老人に物を尋ねるのであった。
喇嘛の行衛 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
とき画工ぐわこう——画家ぐわか画伯ぐわはくにはちがひないが、うも、画工ゑかきさんのはうが、けてたびには親味したしみがある(以下いかとき諸氏しよし敬語けいごりやくすることゆるされたし。)くわん五さんは、このたふげを、もとへ二ちやうばかり、ぶり
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)