“嫜”の読み方と例文
読み方割合
しゅうとしゅうとめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されば婦人に七去とて、あしき事七ツ有り。一には、しゅうとしゅうとめしたがわざる女はさるべし。二には子なき女は去べし。是れ妻を娶るは子孫相続の為なれば也。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
婦人若し智なくして是を信じては必ずうらみ出来易し。元来もとより夫の家は皆他人なれば、うらみそむき恩愛を捨る事易し。かまえて下女のことばを信じて大切なるしゅうとしゅうとめ姨のしたしみうすくすべからず。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
一 女子は我家に有てはわが父母に専ら孝を行ふことわり也。されども夫の家にゆきては専らしゅうとしゅうとめを我親よりも重んじて厚くいつくしみ敬ひ孝行をつくすべし。親のかたを重んじ舅の方を軽ずる事なかれ。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)