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嫜
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しゅうとしゅうとめ
ふりがな文庫
“
嫜
(
しゅうとしゅうとめ
)” の例文
されば婦人に七去とて、あしき事七ツ有り。一には、
嫜
(
しゅうとしゅうとめ
)
に
順
(
したがわ
)
ざる女は
去
(
さる
)
べし。二には子なき女は去べし。是れ妻を娶るは子孫相続の為なれば也。
女大学評論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
婦人若し智
無
(
なく
)
して是を信じては必ず
恨
(
うらみ
)
出来易し。
元来
(
もとより
)
夫の家は皆他人なれば、
恨
(
うらみ
)
背
(
そむ
)
き恩愛を捨る事易し。
構
(
かまえ
)
て下女の
詞
(
ことば
)
を信じて大切なる
嫜
(
しゅうとしゅうとめ
)
姨の
親
(
したしみ
)
を
薄
(
うすく
)
すべからず。
女大学評論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
一 女子は我家に有てはわが父母に専ら孝を行ふ
理
(
ことわり
)
也。されども夫の家にゆきては専ら
嫜
(
しゅうとしゅうとめ
)
を我親よりも重んじて厚く
愛
(
いつく
)
しみ敬ひ孝行を
尽
(
つくす
)
べし。親の
方
(
かた
)
を重んじ舅の方を軽ずる事なかれ。
女大学評論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
嫜
部首:⼥
14画