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こぼし
ふりがな文庫
“こぼし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
小法師
68.4%
小星
10.5%
建水
5.3%
覆
5.3%
子星
5.3%
己募志
5.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小法師
(逆引き)
「ほほ、ほほほほほ。お酒が毒になッて、お
溜
(
たま
)
り
小法師
(
こぼし
)
があるもんか。ねえ此糸さん。じゃア小万さん、久しぶりでお前さんのお酌で……」
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
こぼし(小法師)の例文をもっと
(13作品)
見る
小星
(逆引き)
女童
(
めわらべ
)
は
繁
(
しじ
)
に
咳
(
せ
)
き入る寒き夜を
小糠
(
こぬか
)
小星
(
こぼし
)
も風に冱えにき
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
こぼし(小星)の例文をもっと
(2作品)
見る
建水
(逆引き)
へえー……
河内屋
(
かはちや
)
さん……エーまア
道理
(
だうり
)
こそ、
此砂張
(
このすばり
)
の
建水
(
こぼし
)
がお
目
(
め
)
に
留
(
と
)
まるといふのは、
余程
(
よほど
)
お
嗜好者
(
すきしや
)
とは
存
(
ぞん
)
じましたが……
貴方
(
あなた
)
は
河内屋
(
かはちや
)
さんでございましたか……
思
(
おも
)
ひ
掛
(
が
)
けないことで……。
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
まアお
前
(
まへ
)
、
結構
(
けつこう
)
な
建水
(
こぼし
)
だが
此建水
(
このこぼし
)
をお
前
(
まへ
)
は、
何
(
なに
)
か
麪桶
(
めんつう
)
の
代
(
かは
)
りに
使
(
つか
)
ふのか。
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
こぼし(建水)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
覆
(逆引き)
しからば小法師は「雍州府志」や「塩尻」の云う如く、
覆
(
こぼし
)
すなわち塵埃をこぼし捨てるの義ではなくて、掃除すなわちキヨメが僧形をしていたからの名とも解せられる。
エタ源流考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
禁裏院中掃‐
二
棄塵埃
一
者謂
レ
覆
(
こぼし
)
。是丹波山国之人。
エタ源流考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
こぼし(覆)の例文をもっと
(1作品)
見る
子星
(逆引き)
汝
昴宿
(
ぼうしゅく
)
の
鏈索
(
くさり
)
を結ぶや、
参宿
(
しんしゅく
)
の
繋縄
(
つなぎ
)
を解くや、汝十二宮をその時に従いて引き出だすや、また北斗とその
子星
(
こぼし
)
を導くや。(改訳)
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
こぼし(子星)の例文をもっと
(1作品)
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己募志
(逆引き)
禁裏院中の御築地の塵穢を掃ふ者は、丹波国山岡(国の誤謬)より来り、是を
己募志
(
こぼし
)
といふ。塵穢を覆ひ棄るの謂歟。
エタ源流考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
こぼし(己募志)の例文をもっと
(1作品)
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