“くだされたくさふらふ”の漢字の書き方と例文
語句割合
被下度候100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はなはだ困り候折さふらふをりからゆゑ、誠に残念には御座候得共ござさふらえども右様みぎやう次第しだいあしからず御推察ごすゐさつなし被下度候くだされたくさふらふ匆々さう/\
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
命有らん限は此の苦艱くげんのが候事さふらふことかなはぬ身の悲しさは、如何に致候いたしさふらはばよろしきやら、御推量被下度候くだされたくさふらふ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
この命題めいだいもとに見るにまかせ聞くにまかせ、かつは思ふにまかせて過現来くわげんらいを問はず、われぞかずかくの歌のごと其時々そのとき/″\筆次第ふでしだい郵便いうびんはがきをもつ申上候間まうしあげさふらふあひだねがはくは其儘そのまゝ紙面しめんの一ぐう御列おんならおき被下度候くだされたくさふらふ
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
これのみは御憎悪おんにくしみの中にもすこし不愍ふびん思召おぼしめし被下度くだされたく、かやうにしたた候内さふらふうちにも、涙こぼれ候て致方無いたしかたなく、覚えず麁相そそういたし候て、かやうに紙をよごし申候。御容おんゆる被下度候くだされたくさふらふ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
何卒なにとぞ々々よろし御汲分おんくみわけ被下度候くだされたくさふらふ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)