“麁相”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そそう70.0%
そさう10.0%
そそっ10.0%
そそつ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「どうも取んだ麁相そそうを致しまして、何とも相済みませんでございます。おや、お顔を! お目をちましたか、まあどうも……」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
しくば明後日追放つゐはうの場所へいたり對面すべしかならず御府内にて麁相そさうなる儀いたすこと勿れとて下られけるに忠八は思はず眼中がんちうなみだ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
考えのないって程のあったものだ。斯うした麁相そそっかしい女じゃないと思った。それでもお島は何とも言われやしない。乃公ばかり叱られた。もう乃公は決心した。
いたずら小僧日記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
不相変あひかはらず麁相そそつかしいね、蒲田は」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)