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麁食
ふりがな文庫
“麁食”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そしい
50.0%
そしょく
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしい
(逆引き)
薪に
代
(
か
)
へて僅に得し
稗
(
ひえ
)
の
麨
(
こ
)
あるを与へんと僧を呼び留め、
尊者
(
そんじゃ
)
よ、道のためにせらるる尊き人よ、幸ひに我が奉つる
麁食
(
そしい
)
を納め玉はむや、と問へば僧はふりかへりて、薪を売る人よ
印度の古話
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
麁食
(
そしい
)
に水呑み
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
麁食(そしい)の例文をもっと
(2作品)
見る
そしょく
(逆引き)
仔細を尋ぬるに上座中座の諸僧は美食に飽きたが、下座と沙弥とは古飯と
胡麻滓
(
ごまかす
)
を菜に合せて煮た
麁食
(
そしょく
)
のみくれたので
痩
(
や
)
せ弱ったという。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
医師はいわずや快楽を以て食すれば
麁食
(
そしょく
)
も体を養うべけれども心痛は消化を害し滋養品もその功を奏する少しと、真理は心の食物なるのみならずまた身体の食物なり、我の滋養は天より来るなり
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
麁食(そしょく)の例文をもっと
(2作品)
見る
“麁食”の意味
《名詞》
粗食の別表記。
(出典:Wiktionary)
麁
漢検1級
部首:⿅
13画
食
常用漢字
小2
部首:⾷
9画
“麁”で始まる語句
麁末
麁朶
麁相
麁忽
麁
麁匇
麁略
麁鹵
麁葉
麁想
“麁食”のふりがなが多い著者
内村鑑三
南方熊楠
中里介山
幸田露伴