“麁葉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そよう50.0%
そは50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きんの価十銭の葉を喫するも、口にならざるに非ず。その後二十銭のものを買い、これに慣るること数日なれば、またはじめの麁葉そようを喫すべからず。
教育の目的 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
然らばすなわちこの麁葉そようは、最初に美を呈したるに非ず、ただ我が当時の口にてこれを美と称し快楽と思いしのみ。
教育の目的 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
麁葉そはだが、いかがです。)——貰いものじゃあるが葉巻を出すと、目を見据えて、(贅沢ぜいたくなものをやりますな、僕は、主義として、そういうものは用いないです。)
古狢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)