“そは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
33.3%
粗葉25.0%
16.7%
16.7%
麁葉8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もしなんじの右の眼、なんじを罪におとさば、えぐり出してこれを棄てよ……もし右の手、なんじを罪に陥さばこれをり棄てよ。そは、五体の一つを失うは、全身を
一足お先に (新字新仮名) / 夢野久作(著)
粗葉そはでござりますが……」
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
子を生みし後も宮が色香はつゆうつろはずして、おのづか可悩なやまし風情ふぜいそはりたるに、つまが愛護の念はますます深く、ちようは人目の見苦みぐるしきばかりいよいくははるのみ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
めぐりつつそはをし来れば島山しまやま天草あまくさうみひらけたり見ゆ
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
麁葉そはだが、いかがです。)——貰いものじゃあるが葉巻を出すと、目を見据えて、(贅沢ぜいたくなものをやりますな、僕は、主義として、そういうものは用いないです。)
古狢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)