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きりょうよ
ふりがな文庫
“きりょうよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
器量好
25.0%
容色好
12.5%
容貌佳
12.5%
容貌好
12.5%
容貌美
12.5%
縹緻佳
12.5%
縹緻美
12.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
器量好
(逆引き)
声の
主
(
ぬし
)
は妹である。旧式の
束髪
(
そくはつ
)
を
俯向
(
うつむ
)
けたかげに絹の
手巾
(
はんけち
)
を顔に当てた
器量好
(
きりょうよ
)
しの娘さんである。そればかりではない、弟も——
武骨
(
ぶこつ
)
そうに見えた大学生もやはり涙をすすり上げている。
文章
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
きりょうよ(器量好)の例文をもっと
(2作品)
見る
容色好
(逆引き)
「あれ、
御髪
(
おぐし
)
が乱れております。お気味が悪くも撫附けましょう。」とは、さてもさても気の着いた、しかも無類の
容色好
(
きりょうよ
)
し、ただ眼中に
凄味
(
すごみ
)
を帯びて、いうべからざる陰険の気あり。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
きりょうよ(容色好)の例文をもっと
(1作品)
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容貌佳
(逆引き)
この一人の末子は梅子という
未
(
ま
)
だ
六七
(
むつななつ
)
の頃から珍らしい
容貌佳
(
きりょうよ
)
しで、年頃になれば非常の美人になるだろうと
衆人
(
みんな
)
から
噂
(
うわさ
)
されていた娘であるが、果してその通りで、年の行く
毎
(
ごと
)
に
益々
(
ますます
)
美しく成る
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
きりょうよ(容貌佳)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
容貌好
(逆引き)
お雪は今年十七で、町内でも評判の
容貌好
(
きりょうよ
)
しである。津の国屋は可なりの
身代
(
しんだい
)
で、しかも親達が遊芸を好むので師匠にとっては為になる弟子でもあった。
半七捕物帳:16 津の国屋
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
きりょうよ(容貌好)の例文をもっと
(1作品)
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容貌美
(逆引き)
「姿はやつれていたけれど、ほんとに
容貌美
(
きりょうよ
)
し、よく作ってやりたい」
大菩薩峠:12 伯耆の安綱の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
きりょうよ(容貌美)の例文をもっと
(1作品)
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縹緻佳
(逆引き)
笠森
(
かさもり
)
のおせんは、
江戸
(
えど
)
一
番
(
ばん
)
の
縹緻佳
(
きりょうよ
)
しだ。おいらが
拙
(
まず
)
い
絵
(
え
)
なんぞに
描
(
か
)
かないでも、
客
(
きゃく
)
は
御府内
(
ごふない
)
の
隅々
(
すみずみ
)
から、
蟻
(
あり
)
のように
寄
(
よ
)
ってくるわな。——いいたくなけりゃ、
聞
(
き
)
かずにいようよ
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
きりょうよ(縹緻佳)の例文をもっと
(1作品)
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縹緻美
(逆引き)
持って生れた
縹緻美
(
きりょうよ
)
しと
伝法肌
(
でんぽうはだ
)
から、
矢鱈
(
やたら
)
に身を持崩していたのを、持て余した親御さんと世話人が、
情
(
じょう
)
を明かして等々力の若親分に世話を頼んだものだそうですが
二重心臓
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
きりょうよ(縹緻美)の例文をもっと
(1作品)
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