“きよじつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
虚實60.0%
虚実40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ドストみづか露國ロコク平民社界へいみんしやくわい暗澹あんたんたる境遇けふぐふ實踐じつせんしたるひとなり、しかしてその述作じゆつさくするところは、およ露西亞人ロシアジン血痕けつこん涙痕るいこんをこきまぜて、ふべからざる入神にうしん筆語ひつごて、虚實きよじつ兩世界りようせかい出入しゆつにうせり。
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
くはだつるには金子きんすなくてはかなふまじと此度金七百兩をかすめ取り出奔しゆつぽんなし船頭杢右衞門もくゑもんたばかりて天神丸の上乘うはのり不慮ふりよの難にあひて此處まで來れる事の一伍一什いちぶしじふ虚實きよじつまじへて語りければさしもの兩人も舌を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
扶桑略記ふさうりやくき(巻卅三)〇日本(百卅三)の列伝れつでん(五十九)〇菅家御伝記(神統かみのみすゑ菅原陳経のぶつね朝臣御作正史によられたれば証とすべし)其余そのよ虚実きよじつ混合こんがふしたる古今の書籍しよじやく枚挙まいきよすべからず。
扶桑略記ふさうりやくき(巻卅三)〇日本(百卅三)の列伝れつでん(五十九)〇菅家御伝記(神統かみのみすゑ菅原陳経のぶつね朝臣御作正史によられたれば証とすべし)其余そのよ虚実きよじつ混合こんがふしたる古今の書籍しよじやく枚挙まいきよすべからず。