-
トップ
>
-
きよじつ
ドスト
氏は
躬ら
露國平民社界の
暗澹たる
境遇を
實踐したる
人なり、
而して
其述作する
所は、
凡そ
露西亞人の
血痕涙痕をこきまぜて、
言ふべからざる
入神の
筆語を
以て、
虚實兩世界に
出入せり。
企つるには
金子なくては
叶ふまじと此度金七百兩を
掠め取り
出奔なし船頭
杢右衞門を
誑りて天神丸の
上乘し
不慮の難に
遇て此處まで來れる事の
一伍一什を
虚實を
交へて語りければさしもの兩人も舌を
○
扶桑略記(巻卅三)〇日本
史(百卅三)の
列伝(五十九)〇菅家御伝記(
神統菅原
陳経朝臣御作正史によられたれば証とすべし)
其余虚実混合したる古今の
書籍枚挙すべからず。
○
扶桑略記(巻卅三)〇日本
史(百卅三)の
列伝(五十九)〇菅家御伝記(
神統菅原
陳経朝臣御作正史によられたれば証とすべし)
其余虚実混合したる古今の
書籍枚挙すべからず。