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がんちう
ふりがな文庫
“がんちう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
眼中
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眼中
(逆引き)
心掛候に付き
間
(
ま
)
も
隔
(
へだて
)
候へども伊豆守御役宅に於て天一坊樣御面部を
竊
(
ひそか
)
に拜し奉りしに御目と
頬
(
ほゝ
)
の間に
凶相
(
きようさう
)
あり
此
(
こ
)
は
存外
(
ぞんぐわい
)
なる
工
(
たく
)
みあるの相にて又
眼中
(
がんちう
)
に
赤筋
(
あかすぢ
)
有
(
あつ
)
て
瞳
(
ひとみ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ことに、ある時、ある場合に、舞台の
真中
(
まんなか
)
に立つて、手を
広
(
ひろ
)
げて見たり、
空
(
そら
)
を
睨
(
にら
)
んで見たりするときは、観客の
眼中
(
がんちう
)
に
外
(
ほか
)
のものは一切入り込む余地のない位強烈な刺激を与へる。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
隨分
(
ずいぶん
)
無謀
(
むぼう
)
な
事
(
こと
)
だ、
今頃
(
いまごろ
)
から
斯
(
かゝ
)
る
深林
(
しんりん
)
に
向
(
むか
)
つて
探險
(
たんけん
)
するのは、けれど
興
(
けう
)
に
乘
(
じやう
)
じたる
吾等
(
われら
)
の
眼中
(
がんちう
)
には、
向
(
むか
)
ふ
處
(
ところ
)
敵
(
てき
)
なしといふ
勢
(
いきほひ
)
で、二三
里
(
り
)
進
(
すゝ
)
んで、
其
(
その
)
深林
(
しんりん
)
の
漸
(
やうや
)
く
間近
(
まぢか
)
になつた
時分
(
じぶん
)
日
(
ひ
)
は
全
(
まつた
)
く
暮
(
く
)
れた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
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