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かぐは
ふりがな文庫
“かぐは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
香
60.0%
薫
20.0%
馥
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
香
(逆引き)
別
(
わか
)
るゝ
時
(
とき
)
一掬
(
いつきく
)
の
雪
(
ゆき
)
を
取
(
と
)
つて、
昌黎
(
しやうれい
)
に
與
(
あた
)
へて
曰
(
いは
)
く、
此
(
こ
)
のもの
能
(
よ
)
く
潮州
(
てうしう
)
の
瘴霧
(
しやうむ
)
を
消
(
け
)
さん、
叔公
(
をぢさん
)
、
御機嫌
(
ごきげん
)
ようと。
昌黎
(
しやうれい
)
馬上
(
ばじやう
)
に
是
(
これ
)
を
受
(
う
)
けて
袖
(
そで
)
にすれば、
其
(
そ
)
の
雪
(
ゆき
)
香
(
かぐは
)
しく
立處
(
たちどころ
)
に
花片
(
はなびら
)
となんぬとかや。
花間文字
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
かぐは(香)の例文をもっと
(3作品)
見る
薫
(逆引き)
唯後に残つたは、向うの岸の砂にさいた、したたかな柳の太杖で、これには枯れ枯れな幹のまはりに、不思議や
麗
(
うるは
)
しい
紅
(
くれなゐ
)
の薔薇の花が、
薫
(
かぐは
)
しく咲き誇つて居つたと申す。
きりしとほろ上人伝
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
かぐは(薫)の例文をもっと
(1作品)
見る
馥
(逆引き)
突き刺して鼻にあてゝ嗅げば、えも云はず
馥
(
かぐは
)
しき黒方の香にてあり、すべて心も及ばず、これは世の人にあらぬなりけりと思ひて、これを
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
かぐは(馥)の例文をもっと
(1作品)
見る
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