“かうが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
江河25.0%
25.0%
25.0%
高雅25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪水せつすゐ江河かうがみなもとやしなふなど、此外つまびらかにいはゞなほあるべし。是をおもへば天地の万物すつべきものはあるべからず、たゞすつべきは人悪じんあくのみ。
急ぎて當所たうしよ迄來りし所此病氣に取付とりつか假初かりそめの樣なれどもハヤ二年越しの長煩ながわづらひに貯はへ殘らずつかひ捨其上お花のくしかうがひ迄も賣盡うりつくし外に詮方せんかたも無りしに此家の主人がお花の苦勞する樣子を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
一四九身禊みそぎして一五〇厭符えんぷをもいただき給へと、いざなひて陰陽師の許にゆき、はじめよりつばらにかたりて此のうらをもとむ。陰陽師うらかうがへていふ。わざはひすでに一五一せまりてやすからず。
趣味しゆみ高雅かうがな、服装ふくさうだけでも、十ぶんそれが証明しようめいされた。そのいもうと奈美子なみこが、うして大久保おほくぼのところへせるやうになつたかは、かんがへてみても、竹村たけむらにはわからなかつた。
彼女の周囲 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)