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笄
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かうが
ふりがな文庫
“
笄
(
かうが
)” の例文
急ぎて
當所
(
たうしよ
)
迄來りし所此病氣に
取付
(
とりつか
)
れ
假初
(
かりそめ
)
の樣なれどもハヤ二年越しの
長煩
(
ながわづら
)
ひに貯はへ殘らず
遣
(
つか
)
ひ捨其上お花の
櫛
(
くし
)
笄
(
かうが
)
ひ迄も
賣盡
(
うりつく
)
し外に
詮方
(
せんかた
)
も無りしに此家の主人がお花の苦勞する樣子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“笄”の解説
笄(こうがい、「髪掻き」の転訛)とは、髪を掻き揚げて髷を形作る装飾的な結髪用具。ただし次第に結髪後に髪を飾るものに変化した。中国由来のもので現代中国語ではジー(jī)と読む。笄は頭がかゆい時に髪型を崩さずに髪を掻く道具「髪掻 (かみかき)」からきているという説がある。
「三所物(みところもの)」と呼ばれる日本刀の大小の刀装具のひとつで、刀と一緒に持ち歩くことも多かった。
(出典:Wikipedia)
笄
漢検1級
部首:⽵
10画
“笄”を含む語句
櫛笄
笄町
花笄
笄髷
長笄
笄橋
黄金笄
冠笄
麻布笄町
銀笄
裂笄
笄蛭
笄簪
笄筥
笄町長谷寺
笄打
笄坂上
笄坂
櫛笄簪