“おしいたゞ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
押戴80.0%
押頂20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
押戴おしいたゞいて巻納まきおさめもう一盃いっぱい。と酒を飲みながら如何いかなることをかたくむらん、続けて三盃さんばいばかり飲みました。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
納め彌々いよ/\其方そのはう取持呉とりもちくれんとならば任する程に能々よく/\仕課しおほせ手に入れよ是は當座の褒美はうびなりと金三兩投出なげいだせしかば七助有難しと押戴おしいたゞくを又不承知なれば其金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
えらみてと言はしたれど此方このはうにてはもとより日にはかまひなければ今日結納ゆひなふ幾久いくひさしく受納致すと目録書を押頂おしいたゞけば忠兵衞は路次ろじそとなる者を呼込よびこみ三荷の釣臺つりだいはこばせて油團を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見ると直樣すぐさま莞爾々々にこ/\しながら押頂おしいたゞきて懷中ふところ仕舞しまゆゑ大岡殿コレ/\小僧其處そこたべよと言はれしかば三吉ヘイ有難う御座いますがうちもつゆき番頭さんに見せてからたべないとしかられますと申すに大岡殿オヽ然樣さうか手前は利口者りこうものだサア夫れなら今一ツ遣はさうと此度は自身に縁側えんがはまで持出もちいでられ手渡しにしてすぐたべよ/\と申されしに三吉は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)