“おしいただ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
押戴61.9%
押頂23.8%
推戴14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
澄夫はうやうやしく大盃を押戴おしいただいたが、伝六郎が在合ありあ熱燗あつかんを丸三本分逆様さかさまにしたので、飲み悩んだらしく下に置いて口を拭いた。
笑う唖女 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
宗俊は、金無垢の煙管をうけとると、恭しく押頂おしいただいて、そこそこ、また西王母のふすまの向うへ、ひき下った。すると、ひき下る拍子に、うしろから袖を引いたものがある。
煙管 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
人々のあきるるには目も掛けず、蒲田は証書を推戴おしいただき推戴きて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)