“推戴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おしいただ42.9%
すいたい42.9%
すゐたい14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すすめられるままに推戴おしいただいて、その紅茶の一杯に口を触れ、神妙に主人の眼を見ていると、駒井甚三郎は以前の一巻の書物を取り出して、左の片手に持ち
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
禅師を推戴すいたいして、この寺の住職として住んでもらうようにしたので、それまでの真言宗を改宗して、曹洞宗のありがたい寺をおひらきになったのである。
協会幹部会議は、先づ現横綱の二大力士梅、常陸に代つて、人気満点の太刀、駒二大力士を、其後継者に推戴すゐたいして、飽く迄持続し得べき相撲道の隆運を、弥が上にも昂騰させようと企てたのである。
八百長くづれ (新字旧仮名) / 栗島山之助(著)