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『八百長くづれ』
ふりがな文庫
『
八百長くづれ
(
やおちょうくずれ
)
』
八百長くづれ——と唱へる新語が出来たのは、明治四十三年一月、太刀山対駒ヶ岳の立合ひに、其結果が七面倒な預り勝負になつた事に依つてである。此問題は相当な大波紋を相撲界に捲き起こした。何といつても当時人気の焦点である両力士が、複雑怪奇な噂の中に …
著者
栗島山之助
ジャンル
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 相撲 拳闘 競馬
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
此間
(
このかん
)
踏止
(
ふみど
)
東方
(
ひがしがた
)
推戴
(
すゐたい
)
裡
(
り
)
居据
(
ゐすわ
)
外掛
(
そとがけ
)
彼是
(
かれこれ
)
星蔵
(
ほしぐら
)
此
(
この
)