“いりこみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
入込100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うたで置くべきやと一心をこめて君太夫にむか其許樣そのもとさまには常々吉原へ入込いりこみ給へば私しの身を遊女になさ代金しろきんにて母の身の上を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
入込いりこみ諏訪すわ涌湯いでゆゆうぐれ 水
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
あてがひてあそびに追遣おひやあとには娘おくま番頭ばんとうちう髮結かみゆひせい三郎ともに入込いりこみ下女のおひさお菊もおつね仕込しこまれ日毎に酒宴しゆえん相手あひてをなしたりしが或日おつねきん出して下男げなん云付いひつけさけさかな
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
尋ね常々つね/″\新町へも入込いりこみ居たりしに彌七は勘兵衞が御仕置おしおきとなりたる事をきゝ最早もはやおそるゝ者なしと四五日以前に大坂へ立戻たちもどり久々にて一ばんあそばんと其年七月十五日の夜新町の茶屋へ這入所はひりしところ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)