“いかに”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:イカニ
語句割合
如何60.9%
奈何28.3%
什麽4.3%
なんと2.2%
何若2.2%
奈之何2.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夫は出でていまだ帰らざれば、今日ののしさわぎて、内に躍入をどりいることもやあらば如何いかにせんと
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
時に「オリアンタアル」の作者、忽ち破顔して答ふるやう、「詩人は唯一人いちにんあるのみとや。善し、さらば我は如何いかに」と。
内界は悲恋をかもすの塲なる事を知りながら、われは其悲恋に近より、其悲恋に刺されん事を楽しむ心あるを奈何いかにせむ。
松島に於て芭蕉翁を読む (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
わたくしは蘭軒が初め奈何いかにして頼菅二氏にまじはりれたかをつまびらかにすること能はざるをうらみとする。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
——(様子を見ると、仔細しさい什麽いかに、京子が『たそがれ』を借りた事など、女房は、それに一言も及ばぬらしい。)——
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それは読めたが、今声を懸けたばかりの、勝手口の腰障子は閉まったり、下流したながしの板敷に、どッしりしりを据えて膝の上におとがいを載せた、括猿くくりざるの見得はこれ什麽いかに
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
なんといかに若葉のあざやかな、もう郵便がくる日かげ
其中日記:06 (六) (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)
何若延日時 何若いかに日時にちじばせば
向嶋 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
奈之何いかに皇子みこたち共にこたへていはく、理実ことわり灼然いやちこなり。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)