『進化論より見たる沖縄の廃藩置県（しんかろんよりみたるおきなわのはいはんちけん）』

沖縄在来の豚は小さいが、この頃舶来したバークシャーは大きい。しかし二者は至って縁の近い方で、その共同の祖先はもと南支那にいたということである。同一の祖先から出た豚でも、甲乙と相隔った所にもって行くと、地味や気候の関係で、それから生れる仔の間 …

著者	伊波普猷
ジャンル	歴史 > 日本史 > 九州地方
初出	「沖縄新聞」1909（明治42）年12月12日
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約7分（500文字/分）
朗読目安時間	約12分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

遣（ちゃ） 直（ただ） 此（これ） 打（う） 相隔（あいへだた） 甚（はなはだ） 漸々（ぜんぜん） 種豚（あっちゃーわー） 虞（おそれ） 蝦（えび） 蟹（かに） 能（よ） 生（は） 翺翔（こうしょう） 経（た） 見做（みな） 終（つい） 観（み） 確（たしか） 謳歌（おうか） 矮小（わいしょう） 辿（たど） 這入（はい） 相応（ふさわ） 餌（えさ） 専（もっぱ） 仔（こ） 何時（いつ） 其処（そこ） 各（おのおの） 吾々（われわれ） 基督（キリスト） 天稟（てんぴん） 如何（いか） 寧（むし） 盛（さかん） 恢復（かいふく） 明（あ） 来（きた） 此処（ここ） 此奴（こいつ） 活（い） 然（しか） 之（これ）