『八ヶ峰の断裂（はちがみねのだんれつ）』

八ヶ峰というのは、鹿島槍ヶ岳と五竜岳との間にある山稜の一大断裂に名付けられた称呼であって、峰とは呼ばれているが実は隆起した地点ではない。此断裂の特色は山稜が歪なＵ字形にくびれて、越中人夫の所謂「窓」を形造り、其儘一直線に急峻なる越中側の山腹 …

著者	木暮理太郎
ジャンル	歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本
ジャンル	芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション
初出	「山岳」1918（大正7）年2月
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約6分（500文字/分）
朗読目安時間	約10分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

因（ちなみ） 八（はち） 懐（いだ） 可（べ） 稍（や） 唯（た） 間違（まちがい） 慥（たしか） 樺（かんば） 許（ばか） 此（この） 然（しか） 此処（ここ） 拠（よ） 望（のぞみ） 搦（から） 扶（たす） 百瀬（ももせ） 益々（ますます） 確（たしか） 若（も） 莫迦（ばか） 辷（すべ） 遵（したが） 針木（はりのき） 随（したが） 夫（それ） 且（か） 乃至（ないし） 之（これ） 偃松（はいまつ） 其儘（そのまま） 剜（えぐ） 南日（なんにち） 又（また） 呉（く） 択（えら） 始（はじめ） 孰（いず） 岳樺（だけかんば） 幸（さいわい） 所謂（いわゆる） 一縷（いちる） 抉（えぐ） 折角（せっかく）