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鹽氣
ふりがな文庫
“鹽氣”の読み方と例文
新字:
塩気
読み方
割合
しほけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しほけ
(逆引き)
ふと
中六
(
なかろく
)
の
通
(
とほ
)
りの
南外堂
(
なんぐわいだう
)
と
言
(
い
)
ふ
菓子屋
(
くわしや
)
の
店
(
みせ
)
の、この
處
(
ところ
)
、
砂糖氣
(
さたうけ
)
もしめり
氣
(
け
)
も
鹽氣
(
しほけ
)
もない、からりとして、たゞ
箱道具
(
はこだうぐ
)
の
亂
(
みだ
)
れた
天井
(
てんじやう
)
に、つゝみ
紙
(
がみ
)
の
絲
(
いと
)
を
手繰
(
たぐ
)
つて、くる/\と
𢌞
(
まは
)
りさうに
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
アンドレイ、エヒミチはアツと
云
(
い
)
つたまゝ、
緑色
(
みどりいろ
)
の
大浪
(
おほなみ
)
が
頭
(
あたま
)
から
打被
(
うちかぶ
)
さつたやうに
感
(
かん
)
じて、
寐臺
(
ねだい
)
の
上
(
うへ
)
に
引
(
ひ
)
いて
行
(
ゆ
)
かれたやうな
心地
(
こゝち
)
。
口
(
くち
)
の
中
(
うち
)
には
鹽氣
(
しほけ
)
を
覺
(
おぼ
)
えた、
大方
(
おほかた
)
齒
(
は
)
からの
出血
(
しゆつけつ
)
であらう。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
鹽氣(しほけ)の例文をもっと
(2作品)
見る
鹽
部首:⿄
24画
氣
部首:⽓
10画
“鹽”で始まる語句
鹽梅
鹽
鹽辛
鹽辛聲
鹽漬
鹽原
鹽瀬
鹽鮭
鹽水
鹽煎餅
“鹽氣”のふりがなが多い著者
アントン・チェーホフ
泉鏡太郎
泉鏡花