“しほけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鹽氣40.0%
塩気20.0%
汐気20.0%
潮気20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アンドレイ、エヒミチはアツとつたまゝ、緑色みどりいろ大浪おほなみあたまから打被うちかぶさつたやうにかんじて、寐臺ねだいうへいてかれたやうな心地こゝちくちうちには鹽氣しほけおぼえた、大方おほかたからの出血しゆつけつであらう。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
巻二(一六二)に、「塩気しほけのみかをれる国に」の例がある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
砂と、汐気しほけと、泥の
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
潮気しほけたつ荒磯ありそにはあれどみづぎにしいも形見かたみとぞし 〔巻九・一七九七〕 柿本人麿歌集
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)