トップ
>
魔力
>
まりょく
ふりがな文庫
“
魔力
(
まりょく
)” の例文
魔力
(
まりょく
)
はそれをはなった
持主
(
もちぬし
)
の
怒気
(
どき
)
をうけて、ブウーンと
独楽
(
こま
)
の
心棒
(
しんぼう
)
に
生命力
(
せいめいりょく
)
をよみがえらし、
蛾次郎
(
がじろう
)
の顔へうなりをあげておどってきた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これが
不審
(
ふしん
)
といえば、不審だったが、ナブ・アヘ・エリバは、それも文字の霊の
媚薬
(
びやく
)
のごとき
奸猾
(
かんかつ
)
な
魔力
(
まりょく
)
のせいと見做した。
文字禍
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
日々海を
眺
(
なが
)
めて暮らした。海の
魔力
(
まりょく
)
が次第に及ぶを感じた。三等船客の中に、眼が
悪
(
わる
)
いので
欧洲
(
おうしゅう
)
廻
(
まわ
)
りで渡米する一青年があって「
思出
(
おもいで
)
の
記
(
き
)
」を持て居た。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
砂漠
(
さばく
)
の
中
(
なか
)
の
町
(
まち
)
……
赤
(
あか
)
い
町
(
まち
)
のサフランの
赤
(
あか
)
い
酒
(
さけ
)
……それは、いったい、どうした
魔力
(
まりょく
)
をもっているのでしょうか?
砂漠の町とサフラン酒
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
神伝
(
しんでん
)
の
火独楽
(
ひごま
)
がいかにおそるべき
魔力
(
まりょく
)
をもっているかということは、だれよりも同じ
水独楽
(
みずごま
)
の
持主
(
もちぬし
)
蛾次郎はよく知っているので、あいつを
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
そして、その
魔力
(
まりょく
)
をあらわしていました。
砂漠の町とサフラン酒
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
はねもどったのは、
独楽
(
こま
)
それ自身の
魔力
(
まりょく
)
ではなく、
竹童
(
ちくどう
)
の
帯
(
おび
)
に結んであった
紐
(
ひも
)
の
弾撥
(
だんぱつ
)
。手もとへおどり返ってきたのは、とうぜんなのであった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“魔力”の意味
《名詞》
魔力(まりょく)
魔法の力。
人を迷わす怪しい力。
(出典:Wiktionary)
“魔力(
魔術
)”の解説
「魔法」「魔力」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「魔法 (曖昧さ回避)」「魔力 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
魔術(まじゅつ)は、仮定上の神秘的な作用を介して不思議のわざを為す営みを概括する用語である。魔法(まほう)とも。
人類学や宗教学の用語では呪術という。魔術の語は手品(奇術)を指すこともある。
(出典:Wikipedia)
魔
常用漢字
中学
部首:⿁
21画
力
常用漢字
小1
部首:⼒
2画
“魔”で始まる語句
魔
魔法
魔物
魔法使
魔性
魔女
魔魅
魔除
魔神
魔術