“養(やしなひ)” の例文
此近在の農人(のうにん)おのれが田地のうちに病鶴(やめるつる)ありて死(し)にいたらんとするを見つけ、貯(たくはへ)たる人参(にんじん)にて鶴の病を養(やしなひ)しに、日あらず病(やまひ)癒(いえ)て飛去りけり。
第四 長日(ちやうじつ)の間(あひだ)は、午後一時(ごゞいちじ)の頃(ころ)半時計(はんじばかり)の晝眠(ひるね)は養(やしなひ)の扶(たすけ)となることあれども、其他(そのた)は决(けつ)して日中(につちゆう)睡臥(すゐぐわ)を禁(きん)ず可(べ)き事(こと)。
養生心得草 (旧字旧仮名) / 関寛(著)
孔雀の羽のいろ/\はその翰(ね)より受くる養(やしなひ)おなじきに、色彩の變化は一本(ひともと)ごとに殊なり。その相殊なる色彩の合(がつ)して渾身の紋理をなすは、先天の理想にはあらざるかと。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
養(やしなひ)をかきたる人も
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
此近在の農人(のうにん)おのれが田地のうちに病鶴(やめるつる)ありて死(し)にいたらんとするを見つけ、貯(たくはへ)たる人参(にんじん)にて鶴の病を養(やしなひ)しに、日あらず病(やまひ)癒(いえ)て飛去りけり。