“供養物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くようぶつ33.3%
くようもつ33.3%
くようもの33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その他沢山な供養物くようぶつを供え仏名ぶつみょうとなえて礼拝を致し、もはや十二時過ぐると思う頃から法華経を唱え始めたです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
それらはまあよい方の仕事で、なお大きな笛やしょう篳篥ひちりきを吹いたり太鼓を打ったり、あるいは供養物くようもつを拵えたりするのも、やはり壮士坊主の一分の仕事になって居るのです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
その供養物くようものの前に沢山バタの燈明とうみょうそなえ、また道の中央で大なる篝火かがりび——バタの飾物かざりものになるべく熱気の及ばぬところに、それを焚いて誰にもよく見える様にしてある。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)