トップ
>
靈魂
>
たましひ
ふりがな文庫
“
靈魂
(
たましひ
)” の例文
新字:
霊魂
何
(
なに
)
も
彼
(
か
)
も
忘
(
わす
)
れ
果
(
は
)
てて、
狂氣
(
きやうき
)
の
如
(
ごと
)
く、
其
(
その
)
家
(
や
)
を
音信
(
おとづ
)
れて
聞
(
き
)
くと、お
柳
(
りう
)
は
丁
(
ちやう
)
ど
爾時
(
そのとき
)
……。あはれ、
草木
(
くさき
)
も、
婦人
(
をんな
)
も、
靈魂
(
たましひ
)
に
姿
(
すがた
)
があるのか。
三尺角拾遺:(木精)
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
女
(
むすめ
)
よ!
女
(
むすめ
)
どころかい、
我
(
わが
)
靈魂
(
たましひ
)
よ!
其方
(
そなた
)
は
死
(
し
)
にゃった! あゝ、あゝ!
女
(
むすめ
)
は
死
(
し
)
んでしまうた、
女
(
むすめ
)
が
死
(
し
)
ねば
俺
(
おれ
)
の
樂
(
たのし
)
みも
最早
(
もう
)
絶
(
た
)
えたわ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
が、馬越は自分の
身體
(
からだ
)
も
靈魂
(
たましひ
)
も、人の
助力
(
たすけ
)
を乞はないでは、一人立ちで生きて行く力のないことを思つて、さながら一種の乞食のやうな氣がした。
仮面
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
蝙蝠と霜と物の
種子
(
たね
)
とはわたしの自由。わたしの信仰は眞赤なくちびるの上にある。いづれの海の手に落ちるのか、
靈魂
(
たましひ
)
。
汝
(
そなた
)
は秋の日の
蜻蛉
(
とんぼ
)
のやうに慌ててゐる。汝は書籍を舐る蠧魚と小さく甦る。
聖三稜玻璃:02 聖三稜玻璃
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
厭やらしく
靈魂
(
たましひ
)
のぞつとするものを感じさせた。
青猫
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
▼ もっと見る
うるみよ、うら
若
(
わか
)
き
靈魂
(
たましひ
)
の
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
厭やらしく
靈魂
(
たましひ
)
のぞつとするものを感じさせた。
定本青猫:01 定本青猫
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
何といふきよらかな
靈魂
(
たましひ
)
をおんみはもつのか
風は草木にささやいた:01 風は草木にささやいた
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
おほき
靈魂
(
たましひ
)
くだりきて
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
靈魂
(
たましひ
)
もかねもほまれもあつたものか
風は草木にささやいた:01 風は草木にささやいた
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
いづくは
知
(
し
)
らず、
靈魂
(
たましひ
)
の
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
おんみは
靈魂
(
たましひ
)
を奪ひ去られた人間
風は草木にささやいた:01 風は草木にささやいた
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
いづくは知らず、
靈魂
(
たましひ
)
の
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
靈
部首:⾬
24画
魂
常用漢字
中学
部首:⿁
14画
“靈魂”で始まる語句
靈魂不死