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雲水
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うんすゐ
ふりがな文庫
“
雲水
(
うんすゐ
)” の例文
「
氣樂
(
きらく
)
では
不可
(
いけ
)
ません。
道樂
(
だうらく
)
に
出來
(
でき
)
るものなら、二十
年
(
ねん
)
も三十
年
(
ねん
)
も
雲水
(
うんすゐ
)
をして
苦
(
くる
)
しむものはありません」と
宜道
(
ぎだう
)
は
云
(
い
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
むかし
快菴禪師
(
くわいあんぜんじ
)
と
云
(
い
)
ふ
大徳
(
だいとこ
)
の
聖
(
ひじり
)
おはしましけり。
總角
(
わかき
)
より
教外
(
けうぐわい
)
の
旨
(
むね
)
をあきらめ
給
(
たま
)
ひて、
常
(
つね
)
に
身
(
み
)
を
雲水
(
うんすゐ
)
にまかせ
給
(
たま
)
ふ……
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
(余芭蕉年表一名はせを年代記といふものを作せり、
書肆
(
しよし
)
刻
(
こく
)
を乞ども考証未
レ
足ゆゑに刻をゆるさず)
翁
(
おきな
)
身を
世外
(
せいぐわい
)
に
置
(
おき
)
て四方に
雲水
(
うんすゐ
)
し、江戸に
趾
(
あと
)
をとゞめず。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
が、元より「雪の十七番」の
因縁
(
いんねん
)
なぞは心得てゐる筈がなかつた。だからこの
蒟蒻問答
(
こんにやくもんだふ
)
の
雲水
(
うんすゐ
)
めいた相手の顔を眺めながら、「わからないよ」と簡単な返事をした。
東京小品
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ひどく
風采
(
ふうさい
)
がわるいので、どうせこの寺に
厄介
(
やくかい
)
になつてゐる
雲水
(
うんすゐ
)
坊主位のものだらう、と思つて
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
▼ もっと見る
勤め
居
(
を
)
り候
頃
(
ころ
)
私し儀は堂上方に
勤仕
(
きんし
)
の事故右願山と
度々
(
たび/\
)
出會仕つり至つて別懇に致せし其好身にて私し儀
浪人後
(
らうにんご
)
江戸表へ出多兵衞方の
世話
(
せわ
)
に相成候と申ければ越前守殿其願山と申者は今以て
智恩院
(
ちおんゐん
)
に居るや但し
雲水
(
うんすゐ
)
の身分なるやと
問
(
とは
)
るゝに平左衞門
渠
(
かれ
)
も當時は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
(余芭蕉年表一名はせを年代記といふものを作せり、
書肆
(
しよし
)
刻
(
こく
)
を乞ども考証未
レ
足ゆゑに刻をゆるさず)
翁
(
おきな
)
身を
世外
(
せいぐわい
)
に
置
(
おき
)
て四方に
雲水
(
うんすゐ
)
し、江戸に
趾
(
あと
)
をとゞめず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“雲水”で始まる語句
雲水僧
雲水姿
雲水行脚