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雄々
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をゝ
ふりがな文庫
“
雄々
(
をゝ
)” の例文
この時彼我等の
方
(
かた
)
に對ひてその心をとめ、目をたゞ
股
(
もゝ
)
のあたりに動かし、いひけるは。いざ登りゆけ、汝は
雄々
(
をゝ
)
し。 一一二—一一四
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
ジエィン、あなたは
淑
(
しと
)
やかで勤勉で無慾で、誠實で、
移
(
うつ
)
り氣な所がなく、而も勇敢です。實に
優
(
やさ
)
しくまた實に
雄々
(
をゝ
)
しいのです。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
蕭
(
しを
)
れし今までの
容姿
(
すがた
)
忽ち變り、
屹
(
きつ
)
と
容
(
かたち
)
を改め、言葉さへ
雄々
(
をゝ
)
しく、『冷泉樣には、何の要事あれば
夜半
(
よは
)
には來給ひし』
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
崇
(
けだか
)
さ、
雄々
(
をゝ
)
しさ、王者のほこり見する
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
雄々
(
をゝ
)
しき君の手に觸れて
藤村詩抄:島崎藤村自選
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
▼ もっと見る
雄々
(
をゝ
)
しき
影
(
かげ
)
もなにかせむ
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
かゝる
雄々
(
をゝ
)
しき恋人は
騎士と姫
(新字旧仮名)
/
末吉安持
(著)
代る/\一年
交代
(
かうたい
)
に、彼等は私共に會ひに來、私共は彼等に會ひに行つた。ダイアナの
良人
(
をつと
)
は海軍大佐で、
雄々
(
をゝ
)
しい士官で善良な人である。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
わが前をさけて我にとゞまらせ、見よディーテを、また見よ
雄々
(
をゝ
)
しさをもて汝を
固
(
かた
)
むべきこの處をといふ 一九—二一
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
將
(
はた
)
また、
千束
(
ちづか
)
の
文
(
ふみ
)
に
一言
(
ひとこと
)
も返さざりし我が無情を恨み給はん時、いかに
應
(
いら
)
へすべき、など思ひ惑ひ、恥かしさも催されて、
御所
(
ごしよ
)
を
拔出
(
ぬけい
)
でしときの心の
雄々
(
をゝ
)
しさ、
今更
(
いまさら
)
怪しまるゝばかりなり。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
そして
内氣
(
うちき
)
でもありませんね。あなたは、あなたの精神に或る
雄々
(
をゝ
)
しさを
備
(
そな
)
へてゐらつしやると同時に、あなたの眼にある鋭さを備へてゐらつしやる。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
雄
常用漢字
中学
部首:⾫
12画
々
3画
“雄”で始まる語句
雄
雄鶏
雄渾
雄叫
雄弁
雄山
雄大
雄蕊
雄勁
雄利