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間部
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まなべ
ふりがな文庫
“
間部
(
まなべ
)” の例文
その日
午
(
ひる
)
近い
比
(
ころ
)
であった。広巳は
山内容堂
(
やまのうちようどう
)
の墓地のある
間部
(
まなべ
)
山の近くを歩いていた。広巳の気もちは
混沌
(
こんとん
)
としていた。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
当時の越前には福井の松平、
鯖江
(
さばえ
)
に
間部
(
まなべ
)
、勝山に小笠原、
敦賀
(
つるが
)
に酒井、大野に土井の五藩があった。
ひとごろし
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「水戸様は館林をかついでいるし、
間部
(
まなべ
)
は紀州をかつぎ上げている。そこへまた、尾張から引ッ張り出そうとしている連中もあって、三ツ
巴
(
どもえ
)
に、こんがらかッている」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
久世
大和守重之
(
やまとのかみしげゆき
)
。戸田
山城守忠實
(
やましろのかみたゞさね
)
。井上
河内守
(
かはちのかみ
)
正峯。
御側
(
おそば
)
御用人
間部
(
まなべ
)
越前守
詮房
(
のりふさ
)
。本多
中務大輔
(
なかつかさのたいふ
)
正辰
(
たゞとき
)
。若年寄には大久保
長門守正廣
(
ながとのかみまさひろ
)
。大久保佐渡守
常春
(
つねはる
)
。森川
出羽守俊胤
(
ではのかみとしたね
)
。
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
また
陸奥国
(
むつのくに
)
八戸
(
はちのへ
)
の城主
南部
(
なんぶ
)
遠江守
(
とうとうみのかみ
)
信順
(
のぶゆき
)
と越前国
鯖江
(
さばえ
)
の城主
間部
(
まなべ
)
下総守
詮勝
(
あきかつ
)
とから五人扶持ずつの俸を受けていた。しかし躋寿館においても、家塾においても、大抵養子
竹逕
(
ちくけい
)
が代講をしていたのである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
(
間部
(
まなべ
)
山あたりからでも飛んで来たのか)
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
老中
間部
(
まなべ
)
越前守殿同
井上
(
ゐのうへ
)
河内守殿同
久世
(
くぜ
)
大和守殿同
大久保
(
おほくぼ
)
長門守殿
若年寄
(
わかどしより
)
石川近江守殿同黒田豐前守殿同
土岐
(
とき
)
丹後守殿なり右の
人々
(
ひと/″\
)
立會
(
たちあひ
)
嘉川家一件
種々
(
いろ/\
)
評議是ある所土岐丹後守殿進み出られ今度の一條主税之助儀先一
應
(
おう
)
は
宜
(
よろし
)
からぬやうに聞ゆれども又
逐電
(
ちくでん
)
せし用人共も
合點
(
がてん
)
行
(
ゆか
)
ざる儀なり
金子
(
きんす
)
盜取
(
ぬすみとり
)
候罪を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
部
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
“間部”で始まる語句
間部詮勝
間部下総守
間部家
間部福子
間部詮房