“常春”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とこはる92.3%
つねはる7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鄴都ぎょうと後宮こうきゅうに一園を造らせ、多くの花木を移し植えて、常春とこはるの園ができあがった。……というので曹操は、一日その花園を見に出かけた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
煖房スチームでほどよく暖められた社交室のなかは、うっとりするほど暖かい。窓べには冬薔薇やカーネーションが大きな花をひらき、ここばかりは、常春とこはるのようななごやかさである。
キャラコさん:01 社交室 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
久世大和守重之やまとのかみしげゆき。戸田山城守忠實やましろのかみたゞさね。井上河内守かはちのかみ正峯。御側おそば御用人間部まなべ越前守詮房のりふさ。本多中務大輔なかつかさのたいふ正辰たゞとき。若年寄には大久保長門守正廣ながとのかみまさひろ。大久保佐渡守常春つねはる。森川出羽守俊胤ではのかみとしたね
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)