長蛇ちやうだ)” の例文
る/\うち長蛇ちやうだ船列せんれつ横形わうけいれつへんじて、七せき海賊船かいぞくせん甲板かんぱんには月光げつくわう反射はんしやして、劍戟けんげききらめくさへゆ、本艦ほんかん士官しくわん水兵すいへい一時いちじ憤激ふんげきまゆげた
ところで、とんさんは、伏勢ふせぜいのかはりに、常山じやうざんへびてばかしらもつて、で、所謂いはゆる長蛇ちやうだぢんつた。
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
つゞいて一點いつてんまた一點いつてん都合つがふ七隻しちせき奇怪きくわいなるふね前檣ぜんしやうたか球燈きゆうとうかゝげて、長蛇ちやうだれつをなしてあらはれてた。