“避難場”の読み方と例文
読み方割合
ひなんば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尾籠びろうながら、わたしはハタと小用こようこまつた。辻便所つじべんじよなんにもない。家内かない才覺さいかくして、避難場ひなんばちかい、四谷よつや髮結かみゆひさんのもとをたよつて、ひとけ、けつゝ辿たどつてく。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
んなときに六でふいてゐれば、あさからでも引込ひつこ場所ばしよがあるのにとおもふと、宗助そうすけ小六ころくに六でふてがつたことが、間接かんせつ御米およね避難場ひなんばげたとおな結果けつくわおちいるので
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)