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難場
ふりがな文庫
“難場”の読み方と例文
読み方
割合
なんば
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんば
(逆引き)
云々というのが大体であるが、勝川春章に追われてから真のご
難場
(
なんば
)
が来たのであった。要するに師匠と離れると共に
米櫃
(
こめびつ
)
の方にも離れたのである。
北斎と幽霊
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「ほんの
蝋燭
(
おてらし
)
だ、
旦那
(
だんな
)
。」さて、
最
(
もつと
)
も
難場
(
なんば
)
としたのは、
山下
(
やました
)
の
踏切
(
ふみきり
)
の
處
(
ところ
)
が、
一坂
(
ひとさか
)
辷
(
すべ
)
らうとする
勢
(
いきほひ
)
を、
故
(
わざ
)
と
線路
(
せんろ
)
で
沮
(
はゞ
)
めて、ゆつくりと
強請
(
ねだ
)
りかゝる。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
何となれば
間
(
ま
)
の抜けた
面
(
つら
)
をこの
難場
(
なんば
)
へぬっと突き出して、後ろを見れば地蔵様が馬上ゆたかに立たせ給うのである、ばかばかしくて喧嘩にもならない。
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
難場(なんば)の例文をもっと
(11作品)
見る
“難場”の意味
《名詞》
難所。
難関。
(出典:Wiktionary)
難
常用漢字
小6
部首:⾫
18画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“難”で始まる語句
難
難有
難波
難儀
難渋
難所
難癖
難題
難船
難義
検索の候補
避難場
“難場”のふりがなが多い著者
島崎藤村
中里介山
泉鏡太郎
久生十蘭
江戸川乱歩
国枝史郎
吉川英治
泉鏡花