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遊興
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いうきよう
分取に致し
靱負は日々
遊興に
遣ひ候により所司代は
不審におもはれしにや日野家へ御
訊尋の儀有之に付我々兩人差出べき
旨掛合御座候間右の大金を
されば
暖国の人のごとく初雪を
観て
吟詠遊興のたのしみは
夢にもしらず、
今年も又此
雪中に
在る事かと雪を
悲は
辺郷の
寒国に
生たる不幸といふべし。
放し
遊興は日頃に十
倍仕たりける是に依て
神主共五百餘人
集會榊の枝に四手を切
掛て種々と義長の
惡逆を申立て彼を
申
懸邪舌を以て罪科を
負せんと
工み右の金子は殘らず
酒喰遊興に
遣捨候
段重々不屆至極に付町中
引廻しの上獄門