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通路
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かよひぢ
ふりがな文庫
“
通路
(
かよひぢ
)” の例文
茫然として行衞も知らぬ
通路
(
かよひぢ
)
を我ながら踏み迷へる思して、果は
舞
(
まひ
)
終り
樂
(
がく
)
收まりしにも心付かず、軈て席を
退
(
まか
)
り出でて何處ともなく出で行きしが
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
我足の尼寺の
築泥
(
ついぢ
)
の外に通ふこと愈〻繁く、我情の迫ること愈〻切に、われはこの
通路
(
かよひぢ
)
の行末いかになるべきかを
危
(
あやぶ
)
まざること能はざるに至りぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
ロミオは
汝等
(
おぬしら
)
をば
寢室
(
ねま
)
への
通路
(
かよひぢ
)
にせうとお
思
(
おも
)
やったに、
予
(
わし
)
は
志望
(
おもひ
)
を
能
(
え
)
い
遂
(
と
)
げいで、
處女
(
をとめ
)
のまゝで
世
(
よ
)
を
去
(
さ
)
るのぢゃ。さ、
綱
(
つな
)
よ。さ、
乳母
(
うば
)
よ。これから
婚禮
(
こんれい
)
の
床
(
とこ
)
へ
往
(
ゆ
)
かう。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
井
(
いど
)
は勝手口から
唯
(
たゞ
)
六歩
(
むあし
)
、ぼろ/\に腐つた
麦藁屋根
(
むぎわらやね
)
が
通路
(
かよひぢ
)
と
井
(
いど
)
を
覆
(
お
)
ふて
居
(
を
)
る。
水汲み
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
「春」住む庭の
四阿屋
(
あづまや
)
に風の
通路
(
かよひぢ
)
ひらけたり。
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
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「春」住む庭の
四阿屋
(
あづまや
)
に風の
通路
(
かよひぢ
)
ひらけたり。
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
天
(
あめ
)
なるや、鳥の
通路
(
かよひぢ
)
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
天
(
あめ
)
なるや、鳥の
通路
(
かよひぢ
)
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
“通路”の意味
《名詞》
(context、transport)通行のための道。
(context、dated)道を往来こと。
(context、dated)交際こと。
(出典:Wiktionary)
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“通”で始まる語句
通
通夜
通過
通人
通牒
通暁
通草
通常
通帳
通行