通路かよひぢ)” の例文
茫然として行衞も知らぬ通路かよひぢを我ながら踏み迷へる思して、果はまひ終りがく收まりしにも心付かず、軈て席を退まかり出でて何處ともなく出で行きしが
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
我足の尼寺の築泥ついぢの外に通ふこと愈〻繁く、我情の迫ること愈〻切に、われはこの通路かよひぢの行末いかになるべきかをあやぶまざること能はざるに至りぬ。
ロミオは汝等おぬしらをば寢室ねまへの通路かよひぢにせうとおおもやったに、わし志望おもひげいで、處女をとめのまゝでるのぢゃ。さ、つなよ。さ、乳母うばよ。これから婚禮こんれいとこかう。
いどは勝手口からたゞ六歩むあし、ぼろ/\に腐つた麦藁屋根むぎわらやね通路かよひぢいどふてる。
水汲み (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)
「春」住む庭の四阿屋あづまやに風の通路かよひぢひらけたり。
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
「春」住む庭の四阿屋あづまやに風の通路かよひぢひらけたり。
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
あめなるや、鳥の通路かよひぢ
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
あめなるや、鳥の通路かよひぢ
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)