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輪切
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わぎ
ふりがな文庫
“
輪切
(
わぎ
)” の例文
たちまち中から
輪切
(
わぎ
)
りになったパイナップルや、おつゆがとびだしてきて、宙をにげまわるなどと、いうこともあって、なかなかてこずる。
宇宙の迷子
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
榧
(
かや
)
の
實
(
み
)
、
澁
(
しぶ
)
く
侘
(
わび
)
し。
子供
(
こども
)
のふだんには、
大抵
(
たいてい
)
柑子
(
かうじ
)
なり。
蜜柑
(
みかん
)
たつとし。
輪切
(
わぎ
)
りにして
鉢
(
はち
)
ものの
料理
(
れうり
)
につけ
合
(
あ
)
はせる。
淺草海苔
(
あさくさのり
)
を一
枚
(
まい
)
づゝ
賣
(
う
)
る。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
貰つた蝋燭は、
大根
(
だいこ
)
の
輪切
(
わぎ
)
りにしてあるのを臺にして、それへ一本宛さして、みんな自分の前へ一つ宛置いてるのよ。
梅龍の話
(旧字旧仮名)
/
小山内薫
(著)
藁
(
わら
)
で
編
(
あ
)
んだ
莚
(
むしろ
)
の
敷
(
し
)
いてある
爐邊
(
ろばた
)
で、
數衛
(
かずゑ
)
のこしらへて
呉
(
く
)
れた
味噌汁
(
おみおつけ
)
はお
茄子
(
なす
)
の
皮
(
かは
)
もむかずに
入
(
い
)
れてありました。たゞそれが
輪切
(
わぎ
)
りにしてありました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
輪
常用漢字
小4
部首:⾞
15画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“輪”で始まる語句
輪
輪廓
輪廻
輪郭
輪奐
輪鍵
輪袈裟
輪車
輪索
輪飾