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言難
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いひがた
ふりがな文庫
“
言難
(
いひがた
)” の例文
そんな思をしつつ
何為
(
なぜ
)
してゐるか!
曰
(
いは
)
く
言難
(
いひがた
)
しで、精神的に
酷
(
ひど
)
く
傷
(
きずつ
)
けられた反動と、
先
(
ま
)
づ
思召
(
おぼしめ
)
して下さいまし。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
報じ度は思へども
流石
(
さすが
)
に
打明
(
うちあけ
)
て主人にも
言難
(
いひがた
)
き
譯合
(
わけあひ
)
なれば一人心を
苦
(
くるし
)
め居たりしが
馬鹿
(
ばか
)
程
(
ほど
)
怖
(
こは
)
きものはなしとの
諺
(
ことわ
)
ざの通り宅兵衞は思ひ
詰
(
つめ
)
てや或時主人にも告ずして大岡越前守殿の
役宅
(
やくたく
)
へ右の
仔細
(
しさい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
殺
(
ころ
)
され
嘸
(
さぞ
)
愁傷
(
しうしやう
)
ならん併し
屹度
(
きつと
)
傳吉が殺せし共
言難
(
いひがた
)
からん
而
(
して
)
猿島河原より寶田村へ
道程
(
みちのり
)
は何程あるやと申さるゝにお早は憑司が
答
(
こた
)
へを待たず四十町許是ありと申立れば越前守殿又其日子供は
何時頃
(
いつごろ
)
宅を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
願ひ奉つると
委細
(
ゐさい
)
白状に及びしかば大岡殿
神妙
(
しんめう
)
なりと有て又お深に向はれ
只今
(
たゞいま
)
九郎兵衞が申通り相違なきやと
尋問
(
たづね
)
らるゝに最早一
言
(
ごん
)
の
強情
(
がうじやう
)
も
言難
(
いひがた
)
く恐れ入たりと申にぞ大岡殿夫れ見よ天に
眼
(
まなこ
)
なしと雖も是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
難
常用漢字
小6
部首:⾫
18画
“言”で始まる語句
言
言葉
言伝
言語
言下
言上
言訳
言草
言問
言出