“裏側”の読み方と例文
読み方割合
うらがは100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
村(むら)の人達(ひとたち)——殊(こと)に女(をんな)の人達(ひとたち)の通(とほ)る裏道(うらみち)は並(なら)んだ人家(じんか)に添(そ)ふて村(むら)の裏側(うらがは)に細(ほそ)くついて居(ゐ)ました。父(とう)さんのお家(うち)の裏木戸(うらきど)から、竹籔(たけやぶ)について廻(まは)りますと、その細(ほそ)い裏道(うらみち)へ出(で)ました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
けれども二人(ふたり)の生活(せいくわつ)の裏側(うらがは)は、此(この)記憶(きおく)のために淋(さむ)しく染(そ)め付(つ)けられて、容易(ようい)に剥(は)げさうには見(み)えなかつた。時(とき)としては、彼我(ひが)の笑聲(わらひごゑ)を通(とほ)してさへ、御互(おたがひ)の胸(むね)に、此(この)裏側(うらがは)が薄暗(うすぐら)く映(うつ)る事(こと)もあつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)